国交相が4車線化前向き 常磐道・広野―浪江IC間

 
赤羽国交相(左)に要望書を手渡す内堀知事

 赤羽一嘉国土交通相は19日、2車線の対面通行で暫定的に運用している常磐道広野―浪江インターチェンジ(IC)間について、浜通りの復興支援の観点から4車線化を前向きに検討していく考えを示した。

 国交省を訪れた内堀雅雄知事の要望に答えた。国交省は、全国の高速道で暫定2車線となっている区間の安全対策で、常磐道広野―山元IC間のうち、4車線化を優先させる区間に浪江―山元IC間の対面通行区間を選定したが、広野―浪江IC間は含まれなかった。

 赤羽氏は「(常磐道)全体の4車線化の必要性を認識している。復興庁と相談しながら、復興加速化支援の観点から決着をつけたい。希望に沿えるよう頑張りたい」と強調した。

 4車線化の優先区間に選ばれた浪江―山元IC間については、内堀知事が計画の早期着手を求めた。赤羽氏は「財源の確保状況をしっかりと踏まえて随時、事業化していく」と答えた。

 内堀知事は会談で、経済産業副大臣を務めた赤羽氏が本県復興に尽力してきたことに謝意を伝え、常磐双葉ICの早期完成なども要望した。赤羽氏は「福島の原発事故被災地の復興はライフワークだ」と応じた。