古里への郷愁...ジャズで表現 会津若松出身ピアニスト演奏会

 
聴衆を魅了した石川さん(左)ら

 会津若松市出身で、大学卒業後に「ジャズを学びたい」と単身で米国に留学したピアニスト石川雅愛(まさよし)さんら、クインテットのジャズコンサートは5日、同市の会津稽古堂で開かれた。

 石川さんは、ネブラスカ大で作曲博士課程を修了。同大在学中に作曲した「Hotaru―ホタル―」はダウンビート誌主催の学生コンクールで1位を獲得した。東日本大震災後は復興と鎮魂を祈って作曲を続け、古里への郷愁を音楽で表現している。

 コンサートではサックスの名雪祥代さん、トランペットの沢野源裕さん、ドラムの今村陽太郎さん、ベースの岩谷真さんを加えた5人が本格的なジャズの演奏を繰り広げた。

 震災を機に作った組曲「無常」や、さまざまな色をイメージした「プリズム」、夏祭りの記憶を音で表現したという「ナイトパレード」などを披露。ホールに心地よく響くジャズの音色が聴衆を魅了した。