被災地の悲しみ... 現代詩人賞・斎藤さんの作品、いわきで展示

 
被災地の悲しみを表現した詩のパネルなどが並ぶ館内

 草野心平記念文学館は31日まで、いわき市小川町の同館で「3・11文学館からのメッセージ 斎藤貢詩集『夕焼け売り』をめぐって」を開いている。東日本大震災当時に南相馬市小高区で働いていた斎藤さんが、被災地の悲しみなどをつづった詩が会場に並んでいる。

 斎藤さんは震災当時、同区の小高商高(現小高産業技術高)で校長を務めていた。同詩集は昨年「第37回現代詩人賞」(日本現代詩人会主催)を受賞。斎藤さんがいつも眺めていた美しい夕焼けを古里の象徴とし、古里を失った被災地の悲しみを表現した。

 展示は全国文学館協議会に加盟する全国の文学館で開かれている共同展示企画の一環で、震災の記憶継承や犠牲者への鎮魂などを目的に開いた。

 同詩集に収められた斎藤さんの詩や、賞を受けた斎藤さんの話をまとめたパネルなどを展示している。

 時間は午前9時~午後5時。一般440円、高校・大学生330円、小・中学生160円。月曜日休館。問い合わせは同文学館(電話0246・83・0005)へ。