福岡の高校、修学旅行で相双地区に 11月、Jヴィレッジ宿泊予定
福島相双復興推進機構(福島相双復興官民合同チーム)は、福岡県の福岡高が11月に修学旅行で相双地区を訪れると発表した。
Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)に宿泊する予定で、同機構によると相双地区で宿泊を伴う高校の修学旅行が行われるのは初めてという。
同機構は県などと協力し、新型コロナウイルス感染症で海外への修学旅行を断念した九州の高校に対し、本県復興の発信と交流人口の拡大を目指して相双地区を代替地として提案してきた。
福岡高のほか、来年1月には長崎南山高(長崎県)も相双地区で修学旅行を行うという。
福岡高は2年生389人が3班に分かれ相双地区を訪れ、3~5日に東日本大震災・原子力災害伝承館などを訪問する。
同機構は、九州以外の地域にも復興の歩みを発信する本県独自の旅行企画「ホープツーリズム」の拡大につなげたい考え。
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