プロジェクト資金目標達成 震災10年、県内高校生などに県産品贈る

目標額の350万円を達成したプロジェクト
福島県出身の学生らが震災から丸10年の3月11日に合わせ県内高校生や大学生らに県産品を贈るプロジェクトで、資金調達を目的に行っていたクラウドファンディングが22日までに目標額の350万円に達した。今後は支援金を活用し500人分の県産品を調達する。
支援金の募集期間は昨年12月16日~今年1月15日で、最終日前日の同14日に目標額を達成した。302人から支援があり、最終的に362万2120円の支援金が集まった。
写真投稿サイト「インスタグラム」で2月1~15日、県産品の受け取りを希望する県内の高校生や大学生らを募集する。先着500人。アカウント名は「SFF 福島人が営む集会所」。
発起人で郡山出身の大川翔さん(中央大4年)は「感謝の一言。若い世代が福島の未来をつくっていくのが目標。今後も期待に応えられるような取り組みを続けていきたい」と意気込んだ。
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