震災の教訓生かして誘客を いわきで「ホープツーリズム」議論

 
ホープツーリズムの在り方について意見を述べる井上会長(左から2人目)ら

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年となるのを前に、浜通りの観光まちづくりを考える「うつくしま観光フォーラム」は27日、いわき市で開かれ、参加者が震災の教訓を生かしたホープツーリズムの在り方を考えた。

 有識者や観光業者などの有志でつくる実行委員会の主催。新型コロナウイルス感染症収束後の観光業やホープツーリズムについて議論し、今後のまちづくりに生かすために開いた。会場参加のほか、オンラインで中継した。

 観光庁やJR東日本の社員らが講演し、新型コロナ下での観光誘客や昨年3月に全線開通した常磐線を活用した地域活性化の取り組みなどを紹介した。

 また、パネル討論では、JR東日本の渡辺厚観光戦略室長やいわき観光まちづくりビューローの井上直美会長らが登壇。震災の教訓を国内外に発信することや交流人口の創出など、ホープツーリズムが果たす役割について意見を交わした。