平沢復興相、出荷停止続くキノコや山菜に関する発言訂正

 

 平沢勝栄復興相(福島高卒)は12日の閣議後記者会見で、東京電力福島第1原発事故の影響で出荷停止が続く野生キノコや山菜などに関し「今の規制を取り払わないといけない」とした発言を巡り「非科学的、非合理的な規制があれば一般論として当然、撤廃すべきだという趣旨だった」と訂正した。

 平沢氏は9日に自民党東日本大震災復興加速化本部のプロジェクトチーム(PT)から出荷停止の解除要件について提言を受けた際に言及した。

 平沢氏の発言は規制撤廃に前のめりな印象を与え、今後の検証作業で公平性が担保されるのか、疑念を持たれかねない。平沢氏は12日の会見で「消費者の安全(確保)は大前提とした上で申し上げた」と釈明した。

 一方、平沢氏は震災と原発事故から11年目に入ったことを受け「震災は続いている。風評や風化、(被災者の)心の(ケアの)問題など新たな課題にしっかりと取り組む」と決意を述べた。