Jヴィレッジ、展望ホールを一新 全面再開2年、モニターも新設

 
蹴球神社にJヴィレッジの発展を祈願する関係者

 Jヴィレッジは20日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経て2019年4月に全面再開してから2年を迎えた。節目に合わせ、天然芝のピッチなどを一望できる展望ホールが情報発信設備などを備えてリニューアルオープンし、サッカーの聖地に新たな魅力が加わった。

 展望ホールは、センターハウス棟の4階にあり、来場者が試合の観戦や、ホールに鎮座する蹴球(しゅうきゅう)神社にサッカーの上達などを祈願するために利用している。

 リニューアルオープンに合わせ、ホール内には福島第1原発事故の収束作業の対応拠点を経て復活した施設の歩みや、施設周辺の観光名所などを紹介するタッチパネル式の大型モニター2台を新たに設置。蹴球神社脇には参拝者を自動で感知し、その人の運勢を表示するモニターを配置した。

 同日、展望ホールで神事が行われ、施設のスタッフがJヴィレッジの発展を祈願した。運営会社のJヴィレッジによると、昨年度の来場者数は約23万人。新型コロナウイルス感染拡大の影響で19年度の約49万人の半分以下に落ち込んだ。上田栄治副社長は「観光や企業の研修、教育旅行などサッカー以外でも多くの人に利用してもらい、地域の安全と安心を全国に発信したい」と話した。

 全面再開から2年に合わせた企画として、全天候型練習場が30日まで無料で利用できる。問い合わせはJヴィレッジ(電話0240・26・0111)へ。