震災復興祈念、いわきで「千度大祓」 10回目の節目...これが最後

 
(写真上)大祓詞を奏上する神職、( 写真下)「請戸の田植踊」を奉納する請戸芸能保存会のメンバー

 東日本大震災からの復興を祈念する「千度大祓(せんどおおはらい)」が17日、いわき市の小名浜潮目交流館で行われた。震災後の2011(平成23)年7月から計10回目となり、今回で最後となる。参列者が震災の犠牲者を慰霊し、地域の復興、発展を願った。

 市内の神社関係者らでつくるいわき「大祓」の会の主催。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3年ぶりの実施となった。

 「大祓」は歴史上、天変地異などの異変があった際、社会全体の災厄を取り除くために行われてきた。県神社庁の各支部に所属する神職ら約100人が参列した。

 参列者は大祓詞(おおはらえのことば)を奏上した。浪江町の請戸芸能保存会も参加し、伝統の「請戸の田植踊」を奉納した。

 里見潤会長は「大祓で人間の罪や汚れをはらい、皆さんの生活が安らかになることを念じている」とあいさつした。