中間貯蔵考える写真展 原子力災害考証館、大熊と双葉の18点展示

 
原発事故などへの思いを語る(左から)門馬さん、豊田さん、里見さん

 いわき市の原子力災害考証館furusatoは9日から、同市のいわき湯本温泉古滝屋内の同館で、フォトジャーナリスト豊田直巳さんの中間貯蔵施設問題を考える大熊・双葉写真展を開いている。来年2月までの予定。

 30年中間貯蔵施設地権者会長の門馬好春さんらに同行した豊田さんが昨年11月に撮影した中間貯蔵施設エリアの写真をはじめ、これまで撮影した両町の写真18点を展示している。門馬さんは「昨年4月から中間貯蔵施設の企画展を開いていたが、観覧者からもっと写真があればいいとの意見が寄せられたので豊田さんの作品を展示した」と話している。

 初日は古滝屋館主の里見喜生さんを司会に、豊田さんと門馬さんが福島第1原発事故や中間貯蔵施設などについて思いを語った。

 豊田さんはこれまで撮影した写真を紹介しながら「なにげなく撮影した写真が失われた風景を残した。多くの人が考証館を訪れて、なぜこのようなことになったのかを考えてほしい」と語った。