追悼、全力プレー決意 県内のスポーツチーム黙とう

 
写真上から福島ユナイテッド、福島レッドホープス、福島ファイヤーボンズ

 サッカーJ3の福島ユナイテッドFCや、プロ野球ルートインBCリーグの福島レッドホープス、バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の福島ファイヤーボンズの選手らは11日、県内各地で黙とうをささげた。

 福島U

 福島ユナイテッドFCの選手らは、福島市の十六沼公園サッカー場で、チームを運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長と選手らが円形に広がって黙とうした。鈴木社長は「震災を経験したクラブだからこそできるものは何かを常に問いながら、未来へ向けた地域創造クラブとして歩んでいく」と決意を新たにした。

 Rホープス

 福島レッドホープスの選手らは、春季キャンプを行っている須賀川市のいわせグリーン球場で黙とう。岩村明憲監督は「復興のシンボルになれるよう、懸命なプレーを通じて思いを表現したい」と話した。

 ボンズ

 福島ファイヤーボンズの選手らは、郡山市の宝来屋郡山総合体育館で行われたホーム戦前に、ブースター(ファン)と一緒に黙とうした。いわき市出身の選手、猪狩渉は「福島でプレーする選手として全力で戦っていく」と誓った。