12年ぶり復活「子どもみこし」 浪江で十日市祭

 
十日市祭でみこしを担ぐ子どもたち

 浪江町の秋の伝統行事「復興なみえ町十日市祭」は19日、浪江町地域スポーツセンターで始まった。今回は東日本大震災前まで恒例だった「子どもみこし」が12年ぶりに復活し、地域の子どもたちが威勢良くみこしを担ぎ、浪江の元気を発信した。

 子どもみこしの披露はオープニングセレモニーで行われ、なみえ創成小の子どもらが参加し、元気いっぱいにみこしを担いだ。

 十日市祭は新型コロナウイルス感染拡大の影響による中止を経て3年ぶりに開かれた。

 会場ではこのほか、約100店舗が出店する名物の浪江名店街大露店市、大堀相馬焼協同組合による「大せとまつり」、歌や踊りなどの多彩なステージが繰り広げられている。最終日の20日の開催時間は午前10時~午後3時。