聖地で13年ぶり熱戦! Jヴィレッジ「ふたばカップ」

 
聖地で熱戦を繰り広げる子どもたち

 11歳以下による8人制サッカー大会「ふたばカップ」は21日、Jヴィレッジで開幕し、子どもたちが憧れの聖地で熱戦を繰り広げた。開催は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後初で、13年ぶり。22日まで。

 双葉地方町村会の主催、福島民友新聞社などの後援。サッカーを通じた双葉郡の振興を目的に開催され、震災前は県内外から80チーム以上が出場していた。中止が続いていたが、24年度から全国高校総体(インターハイ)サッカー男子がJヴィレッジで固定開催されることを受け、郡内を活性化させようと復活させた。

 今回は県内の16チームが出場。初日は4グループに分かれて予選リーグを行った。22日は決勝トーナメントで順位を決める。また同日はサッカー日本代表専属シェフを務めた西芳照さんのレシピ通りに調理された弁当が提供される。日本代表選手も味わったハンバーグなどがあり、双葉郡産の野菜も多数使われている。