復興進む町、優しく照らす 富岡一小跡でライトアップイベント

 
復興の進む町を照らし出した「富あかり」

 東日本大震災の犠牲者に祈りをささげるライトアップイベント「富あかり」が11日、富岡町の富岡一小跡で行われた。灯籠の柔らかな光が復興の進む町を明るく照らし出した。

 「富岡魂」の文字が形作られた。富岡小の児童が「さくらのトンネルがずっときれいでありますように」などの願いを込めた灯籠も並んだ。同町の鈴木瞳さん(38)は「この明かりのように、富岡も明るくなってほしい」と望んだ。