海岸で不明者捜索 いわき東署、砂かき分け手がかり探す

 
海岸の砂をかき分けて手掛かりを捜すいわき東署員

 いわき東署は10日、いわき市の永崎海岸などで東日本大震災による行方不明者の捜索活動を行った。

 古関隆一署長ら署員16人が参加した。参加者は海に向かって黙とうした後、レーキを使って海岸の砂をかき分けて手掛かりや遺留品などを捜した。海上からは警備艇「おなはま」でも捜索した。

 同署管内では同日現在、4人の行方が分かっていない。捜索には、1月に同署に配属された加藤颯彩(さや)巡査=いわき市出身=と、小泉佑太巡査=会津若松市出身=も参加。加藤巡査は「地元の人たちの力になりたい」と話した。