福島復興俳句作品を募集 農林水産物と観光テーマ、2021年2月まで

 

 復興庁は「福島復興俳句コンテスト」の作品を募っている。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から来年3月で丸10年を迎える中、本県の農林水産物や観光地を応援しようと、俳句による魅力の発信に取り組む。来年2月5日まで。

 風評対策の一環で初めて企画した。テレビ番組でおなじみの俳人夏井いつきさん、須賀川市の俳人永瀬十悟さんが選者を務め、平沢勝栄復興相(福島高卒)らを交えた審査会で福島復興賞1点、入賞5点を選ぶ。

 テーマは「福島の農林水産物・観光地の魅力」。応募条件は自作の未発表作を2句一組で応募用紙に記入し、郵送する。1人何組でも出品することができる。

 同庁は来年3月上旬に結果を発表し、受賞作品を広報活動に活用する考えだ。

 応募用紙は専用サイトからダウンロードする。URLはhttps://www.reconstruction.go.jp/10year/haikucontest.html