震災10年知事メッセージ「希望つなげたい」 起草委が方針検討
県は7日、東日本大震災から丸10年となる3月11日に発信する知事メッセージの起草委員会を県庁で開き、メッセージに込める思いについて意見交換した。震災に加え新型コロナウイルス感染症、東日本台風といった新たな課題の克服に向けた視点も盛り込み、県民の希望と共感につながるメッセージとする方向で検討を進める。
知事メッセージは毎年3月11日に発信している。内堀雅雄知事はこの日の委員会で「軌跡」「感謝」「挑戦」の3点をキーワードに据える考えを示し「県民だけでなく、国内外の人に伝わるメッセージにしたい」と語った。
委員長=内堀雅雄▽委員=小野広司(福島民友新聞社編集局長)安斎康史(福島民報社編集局長)菊池信太郎(認定NPO法人郡山ペップ子育てネットワーク理事長)佐々木孝司(新地町教育長)蜂須賀礼子(大熊町商工会長)本多環(福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任教授)横田純子(NPO法人素材広場理事長)
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