「復興教育」さらに推進!オンラインで2月13日・シンポジウム

 
参加を呼び掛けた(左から)内藤氏、中田氏、小川氏

 震災10年を機に本県の復興教育を振り返り、成果を次につなげることを目的とした教育復興シンポジウムが2月13日午前10時から、オンラインで開かれる。

 福島大大学院人間発達文化研究科と、県内の教育関係者でつくる「大震災後の福島県の教育復興を進める会」の主催。シンポジウムでは、「ふるさと創造学」など復興教育の実際の取り組みについて担当者らが報告する。震災後の教育現場の状況について聞いた学校状況調査アンケートの結果の報告も行われる。

 シンポジウムのほか、現場の教員や市民らが日々の教育活動や課題について話し合うラウンドテーブルも開催する。

 シンポジウムは午前10時から、ラウンドテーブルは午後1時から開く。24日まで参加者を募集しており、申し込みは福島大人間発達文化学類のWebページの申し込みフォームから。問い合わせは同学類支援室(電話024・548・8103)へ。

 福島大人間発達文化学類の中田スウラ教授は福島民友新聞社の取材に「震災10年の節目に合わせて企画した。教育関係者だけでなく広く参加してほしい」と呼び掛けた。同学類の内藤良行特任教授と小川裕特任教授が同席した