野口聡一さん宇宙から投稿「がんばろう福島」 復興へメッセージ

 
野口さんが投稿した本県の画像

 国際宇宙ステーションで3度目の宇宙滞在をしている宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士(55)が、自身のツイッターで「がんばろう福島」などのメッセージとともに、国際宇宙ステーションから撮影した本県の画像を投稿し、話題を集めている。

 投稿は2月1日午後10時ごろ。ツイートでは日本語で「がんばろう福島、今年は東日本大震災から10年です」と表記したほか、英語でも「福島は巨大地震からもうすぐ10年になる」などと投稿し、世界に震災10年をアピールしている。

 写真からは本県や宮城県の沿岸部がはっきり見え、震災による大津波の被害を受けた被災地の状況も発信している。

 野口さんのツイートに対して「素敵(すてき)な写真をありがとう」「宇宙から見る福島の美しさに感動」「東日本大震災 忘れてはいけません」といったコメントが寄せられている。