「エール」の絆、福島県復興の歩み紹介 豊橋市役所でパネル展

 
パネル展を見学する浅井市長(左)と、説明した佐藤所長

 東日本大震災から丸10年となるのを前に、愛知県豊橋市は15日まで、同市役所で福島県の復興の歩みや観光情報を発信するパネル展「福島県復興の歩み展」を開いている。初日の1日には浅井由崇豊橋市長が見学し、展示開催に協力した福島県名古屋事務所の佐藤敏行所長が本県の状況を説明した。

 NHK朝ドラ「エール」を通して生まれた本県との絆を継続しようと企画。会場には震災や観光関連などのパネルを並べ、観光パンフレットも配布している。浅井市長は「豊橋市としても復興に役立ちたい。特に福島市とは『エール』のつながりがあるので末永く付き合いたい」と話した。