激戦地の比で戦没者を追悼 在留邦人ら300人

 
 「比島戦没者の碑」前で拝礼する参列者=15日、フィリピン・ラグナ州(共同)

 【マニラ共同】太平洋戦争で激戦地となり、海外戦地で最多の日本人約51万8千人が死亡したフィリピンで15日、令和となって初めて日本大使館主催の慰霊祭が開かれた。遺族や在留邦人ら約300人が参列し、昭和の戦禍で命を落とした人々に祈りをささげた。

 式典はルソン島ラグナ州にあるカリラヤ日本人戦没者慰霊園で開催。「比島戦没者の碑」を前にして、マニラ日本人会の清水光彦会長が「昭和は既に遠くなりつつある。幾多の犠牲が払われたことを心に刻み、次に続く世代に永遠に語り継ぐことを誓う」と追悼の言葉を述べた。