英語民間試験の導入延期を要望 全高長、文科相は否定

 

 大学入学共通テストに導入される英語民間検定試験を巡り、全国高等学校長協会(全高長)は10日、文部科学省を訪れ、2020年4月からの実施を延期した上で、大幅な見直しを求める柴山昌彦文科相宛ての要望書を提出した。地域格差や経済格差などを解消する見通しがなく、公平・公正が十分に確保されないとし「申し込みの段階から混乱が起きるのは必至だ」と訴えた。

 柴山氏は要望書提出に先立った閣議後記者会見で「かえって大きな混乱を招く」と延期を否定したが、高校現場の異例の動きに、文科省は対応を求められそうだ。