リブラ、欧州で運用認めず 仏経財相、主権脅かす恐れ

 

 【パリ共同】フランスのルメール経済・財務相は12日、米交流サイト大手フェイスブックが計画する暗号資産(仮想通貨)「リブラ」について、通貨に関する国家主権を脅かす危険性などを指摘し、現状ではフランスは欧州での運用を「認めない」と表明した。OECDの会議で述べた。フランスのメディアが伝えた。

 リブラを巡っては各国当局から懸念が相次ぎ、G7は7月の財務相・中央銀行総裁会議で利用者保護や不正取引の阻止のため「最高水準の規制」を満たす必要があるとの認識で一致した。

 ルメール氏は「取引や管理で障害が起きれば金融の著しい混乱を招きかねない」と強調した。