IMF、増資先送りへ 日本2位、中国3位維持

 

 国際通貨基金(IMF)が加盟各国の出資比率見直しを伴う増資を先送りすることが8日、分かった。今月18~20日に米首都ワシントンで開く年次総会での合意を目指していた。実現すれば、経済規模が拡大している中国の出資比率が日本を抜いて米国に次ぐ2位に浮上する公算が大きかった。だが、日本に加え中国の影響力増大を警戒するトランプ米政権も難色を示すなど、各国の理解を得られなかった。

 米国が首位で事実上の拒否権を持ち、日本2位、中国3位の体制を当面維持する。

 出資比率は原則、加盟国の経済規模に応じて決まる。比率が高いほど、発言力が高まるため、中国は増資に前向きだった。