台風で19人死亡、16人が不明

 
 台風19号による大雨で増水し氾濫した千曲川。中央左は決壊した堤防=13日午前8時15分、長野市穂保(共同通信社ヘリから)

 台風19号の通過に伴う猛烈な雨の影響で、長野県の千曲川や東京都の多摩川など各地の河川で堤防の決壊や氾濫が相次いだほか、土砂災害が起き、共同通信の集計で19人が死亡、16人が行方不明となった。負傷者も多数に上った。孤立状態になる地域も多く、自治体から災害派遣要請が相次いだ自衛隊が約2万7千人態勢で活動するなど、救助活動が続けられた。

 長野市では、千曲川の堤防が約70メートルにわたり決壊し、住宅地で大規模な洪水が発生。福祉施設など5カ所には高齢者ら計約360人が取り残され、救助が進められた。JR東日本の車両センターでは北陸新幹線車両10編成が水没した。