アコヤガイ大量死で検査結果発表 感染症確認されず、三重県

 

 三重県志摩市の英虞湾などで真珠養殖に使うアコヤガイが大量死した問題で、県は6日、遺伝子検査などの結果、感染症は確認されなかったと発表した。海水温の上昇や餌の減少などが大量死に影響した可能性が高いとの見方を強めている。

 県によると、国の研究所などが検査。大量死した貝は「外套膜」と呼ばれる部分が縮む症状を多く発症していたが、発症貝のみに共通した特徴的な病変などは確認されなかった。また、健常な貝が発症貝と同居しても、死ぬ割合は高くならなかった。

 一方、今年の英虞湾では冬季の海水温が高く、春季は餌となる植物プランクトンが少なかった。