医師役「演じ切りたい」 吉永小百合、撮影現場会見

 
 撮影現場会見で質問に答える吉永小百合=11日、東京都内

 吉永小百合主演で来年公開予定の映画「いのちの停車場」の撮影現場会見が東映東京撮影所で開かれ、吉永や共演の松坂桃李、広瀬すずらが登場。自身初の医師役を演じる吉永は「命の大切さや、どう生きるかを真正面から描けたらいい。患者さんの思いを受け止められるようなドクター役を演じ切りたい」と意気込みを語った。

 映画は終末期の在宅医療をテーマにした南杏子の小説が原作。吉永は、金沢市の診療所で働く在宅医療専門医を演じる。

 成島出監督は、2017年にがんで入院中、吉永からがん封じのお守りと励ましの手紙が届いたことを明かし、「涙が出るぐらいうれしくて。必ずよくなってもう一度お仕事をご一緒するぞという思いで闘病した。この映画の話を頂いて願いは届くんだと感激した」と話した。

 本作には、大麻取締法違反の疑いで逮捕された俳優伊勢谷友介容疑者も出演。会見に先駆け東映は、出演場面をカットせず公開すると発表した。

 事件について心境を問われた吉永は「伊勢谷さんとはいいシーンが撮れたと思っているので、とても残念な思いでいる。何とか乗り越えて、撮影の現場に帰ってきてほしい」と語った。

 会見には共演の西田敏行、みなみらんぼうも出席。東映は会見前、取材者全員にPCR検査を実施、陰性を確認した。