商船三井社長「環境回復に全力」 重油流出事故で陳謝

 
 インド洋モーリシャス沖の重油流出事故後、初めて記者会見する商船三井の池田潤一郎社長=11日午後、東京都港区

 インド洋のモーリシャス沖で日本の貨物船から重油千トン以上が流出した事故で、船を手配した商船三井の池田潤一郎社長は11日、事故後に初めて記者会見し「長期的にモーリシャスの自然環境の回復や地域貢献に全力で取り組む」と述べた。「モーリシャスの人々はじめ関係者に迷惑をお掛けした。おわび申し上げる」と陳謝した。

 油流出事故に関する国際条約によると商船三井に損害賠償の法的責任はないが、生態系に深刻な影響を及ぼす可能性が懸念されており、基金の設立を柱とした10億円規模の資金拠出を決めた。池田社長は「大きな社会的責任を負うべきケース。10億円が最大ではない」と説明した。