衝突漁船の船長釈放、検察に意見 当時外相の岡田氏「やむを得ず」

 

 2010年9月7日の沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件について、発生当時外相を務めていた岡田克也衆院議員(無所属)は11日、船長釈放に関わる経緯を記した談話を発表した。起訴すれば日中関係が極度に悪化しかねないとの危機感から、事前に検察側と意見調整を図ったことを明らかにした上で、釈放はやむを得なかったと振り返った。

 検察への政治介入かと批判を浴びた当時の菅直人政権の対応に関し「検察幹部とのコミュニケーションを取ることにとどめた」と説明。内閣改造で外相ポストを去った後の同月25日の船長釈放について「検察当局が総合的に判断した結果」とした。