新生児殺害で懲役10年求刑 母親に、山口地裁

 

 山口県周南市の自宅倉庫で昨年10月、産んだばかりの男児を殴り殺害したとして、殺人罪に問われた母親二家本佳代子被告(42)の裁判員裁判論告求刑公判が16日、山口地裁(小松本卓裁判長)で開かれ、検察側は懲役10年を求刑した。

 被告は初公判で起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で、離婚した前夫との間に望まない子を妊娠し、殺せば誰にも知られずに済むと考え殺害したと指摘した。

 起訴状によると、昨年10月26日ごろ、自宅倉庫で出産したばかりの男児の首などをつかみ、頭部を木材に複数回打ちつけ殺害したとしている。