10号、乾燥空気などで弱まる 気象庁が検証結果明らかに

 
 台風10号の経路

 気象庁は16日、今月初めに九州西岸を北上した台風10号に関し、東シナ海からの乾燥空気の流入で発達が抑え込まれたことや、速度が速く、強い雨の時間が持続しなかったことが影響し、予報より勢力が弱まったとの検証結果を明らかにした。被害が予想された高潮も、ピークが満潮と重ならなかったとしている。

 気象庁は、台風10号に関し、過去に例のない勢力になる恐れがあり、特別警報を発令する可能性もあるとして、異例の呼び掛けをした。実際には予想より雨量は少なく、特別警報も出なかった。