教育の中立性侵害を否定 弔意表明巡り文科相

 
 記者会見する萩生田文科相=16日午前、文科省

 故中曽根康弘元首相の合同葬に合わせ、文部科学省が国立大や都道府県教育委員会に弔意を表すよう求めたことを巡り、萩生田光一文科相は16日の閣議後記者会見で「強制を伴わず、児童生徒や学生を直接の対象としていない」と強調し、教育の政治的中立性を侵すものではないとの認識を示した。

 合同葬が実施される17日は土曜で「休日に職員がわざわざ出てきて弔旗を掲げたり、児童生徒が学校で黙とうしたりすることは望んでいない」と述べた。

 具体的にどうするかは、国立大などが自主的に判断すると指摘。各大学の対応を調査することはないと明言した。