欧州「第2波」拡大、死者は抑制 WHO、冷静な対応を呼び掛け

 
 15日、フランス・ビアリッツでマスク姿でコーヒーを提供するウエートレス(AP=共同)

 【ジュネーブ共同】欧州で9月以降、新型コロナウイルス感染の「第2波」が急拡大の様相だ。クルーガ世界保健機関(WHO)欧州地域事務局長は15日、懸念を示す一方、最初に感染が急拡大した3~4月に比べると死者数は5分の1ほどに抑えられ「状況は全く異なる」として、冷静な対応を呼び掛けた。

 クルーガ氏は、感染者急増は検査数増加と、若年層への拡大が大きな要因になっていると指摘。若年層の重症化例は少なく、死者数は増えていないと分析している。

 一方で、感染拡大防止策が徹底されない場合「来年1月時点で、死亡率は今春の4~5倍になるとの試算もある」と述べた。