ウワナベ古墳の全長は全国12位 奈良、想定より大きく

 
 奈良市の(左奥から)ヒシャゲ古墳、コナベ古墳、ウワナベ古墳(共同通信社ヘリから)

 宮内庁、奈良県、奈良市が同時調査していた陵墓参考地「ウワナベ古墳」(奈良市)は、想定されていた全長255メートルよりも長い270~280メートルで全国12位の規模と分かり、県と市が20日発表した。また宮内庁も同日、葺石やひれ付き円筒埴輪などが出土したと発表した。

 ウワナベ古墳は、奈良市の佐紀古墳群の東端にある5世紀の前方後円墳で、宮内庁は皇族の墓の可能性があるとして陵墓参考地にしている。仁徳天皇の皇后だった八田皇女を被葬者とする見方もある。

 墳丘裾の護岸工事に先立ち、10月から宮内庁が墳丘裾13カ所、県と市は後円部北東部の周濠を発掘していた。