除草剤効かない外来種、定着か 北米原産、国内3港で初確認

 
 鹿島港周辺で確認された外来雑草「オオホナガアオゲイトウ」(中央)=2017年8月、茨城県神栖市(東邦大提供)

 除草剤が効かなくなった外来種の雑草が鹿島港(茨城県)、水島港(岡山県)、博多港(福岡県)の3港で確認されたとの調査結果を東邦大などのチームが22日までにまとめた。国内での確認は初めてで、米国から輸入した穀物に雑草の種子が紛れ込んだ可能性がある。水島と博多は数が少なく定着したかどうかを判断するには時間がかかるが、鹿島では既に定着したとみており、外来種対策を急ぐよう警告する。

 雑草は北米原産のヒユ科の一年草「オオホナガアオゲイトウ」。

 東邦大の下野綾子講師(植物生態学)は「農地に広がれば作物に被害が出るだけでなく、駆除に大きなコストがかかる」と指摘している。