五輪聖火が山形入り、再び東北に カヌー元代表ら地元に感謝

 
 上杉謙信をまつる上杉神社を出発する聖火ランナー=6日午後、山形県米沢市

 東京五輪聖火リレーは6日、山形県で始まり、3月に福島県を出発した聖火が東北地方に戻った。出発地の西川町では、カヌー・スプリントでアテネ五輪に出場した寺本(旧姓白田)美由希さん(36)が走り、長井市では東日本大震災を機に福島から移り住んだ高校3年山口陽向さん(17)が、受け入れてくれた地元への感謝を胸に駆け抜けた。

 西川町出身の寺本さんは高校時代に国体優勝経験があり、アテネ五輪では準決勝まで進出。「地元の人へ感謝を込めて走りたい」とリレーに臨んだ。

 山口さんは震災後、一家で長井市に引っ越してきた。地元の人々の励ましを受け「今では長井が故郷になった」と話す。