数値の読み違えで酸素投与せず

 
 京都府の宿泊療養施設で使われたパルスオキシメーター

 京都府は8日、新型コロナウイルスに感染し、ホテルで宿泊療養中に亡くなった60代男性について、血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターの数値を看護師が読み誤り、酸素投与などの適切な医療が行われなかったと発表した。本来は「極めて危険な数値」で入院が必要だった。

 男性は、5月25日夜までは安否が確認できたが、その後連絡が取れず26日に死亡が確認された。ホテルにいた看護師らは新規入所者の対応などに追われ、すぐに部屋を訪れられなかった。

 男性は25日未明から、メーターの測定結果を画像で複数回送信していたが、看護師が脈拍数と酸素濃度を読み間違えた。