麻取部、偽造薬事件を初摘発 昨秋法改正で捜査権限を付与

 

 偽造された勃起不全(ED)治療薬を販売目的で保管したとして、厚生労働省近畿厚生局麻薬取締部が、医薬品医療機器法違反の疑いで、大阪市在住の無職男性を書類送検していたことが20日、分かった。捜査関係者によると、厚労省の麻薬取締官に偽造医薬品に関する事件の捜査権限を与える昨年9月の改正法施行後、摘発は全国初。書類送検は5日。

 書類送検容疑は4月、自宅で偽造ED治療薬100錠を販売目的で貯蔵した疑い。捜査関係者によると、男性は別の薬物事件で起訴されている。「2錠千円で販売していたが、違法薬物を買った客におまけで渡すようになった」と供述している。