空自スクランブル、通算3万回に 対中国急増、ペース加速

 
 サイレンが鳴り響くなか、F15戦闘機の操縦席に駆け込むパイロット=2015年、航空自衛隊那覇基地

 防衛省統合幕僚監部は20日、領空侵犯の恐れがある外国機に対する航空自衛隊の戦闘機による緊急発進(スクランブル)が、1958年の任務開始以来、通算3万回に達したと発表した。19日に記録した。1万回は83年、2万回は2006年だった。節目までの期間が次第に短くなっており、同省は「中国を対象とする発進が非常に増え、ペースが速まっている」と説明した。

 防衛省によると、冷戦期に年間900回超に達したスクランブルはソ連崩壊に伴い減少。1990~2000年代には100~300回程度となった。