コロナ薬不足、適正使用を要請 注文殺到で4学会が合同声明

 

 新型コロナウイルス感染症の治療で、炎症を抑えるために使われるステロイド薬「デキサメタゾン」の供給不足が生じているとして、感染症関連などの4学会が13日までに、医療機関に適正使用を呼び掛ける合同声明を発表した。酸素投与が不要な軽症患者や、呼吸不全のない中等症患者に使わないよう求めている。

 デキサメタゾンはコロナ患者に抗炎症剤として、がん患者には吐き気止めとして使われる。7月以降のコロナ流行拡大でメーカーに注文が殺到。厚生労働省も必要以上の入手を控えるよう事務連絡を出した。

 4学会は日本癌治療学会と日本臨床腫瘍学会、日本感染症学会、日本呼吸器学会。