温州ミカン、ベトナム輸出解禁 検疫条件で合意、10月1日から

 
 収穫された温州ミカン=2010年、和歌山県有田市

 農林水産省は14日、日本産の温州ミカンのベトナム向け輸出が10月1日から可能になると発表した。ベトナム当局と検疫条件で合意したためで、解禁後1年間の輸出額は約900万円と見込んでいる。

 輸出する際は、生産園地に害虫のミカンバエが発生していないといった条件を満たす必要がある。農水省によると、2020年の温州ミカンの輸出額は約5億1千万円で、香港や台湾向けが多い。

 20年産の国内収穫量は76万5800トン。都道府県別では和歌山県が22%を占め、静岡県16%、愛媛県15%と続く。