JR東の変電所機器に異常か 火災と停電、侵入形跡なし

 
 火災があったJR東日本の蕨交流変電所=11日午後、埼玉県蕨市

 JR東日本の蕨交流変電所(埼玉県蕨市)の火災により停電が発生し、首都圏の在来線が運転を見合わせたトラブルで、当時変電所内は無人で、施設の出入り口と火元とみられる機材置き場は施錠されていたことが11日、県警やJR東への取材で分かった。部外者侵入の形跡はなく、JR東は「機器の何らかの異常が原因とみられる」と説明している。

 県警は11日午前から消防とともに火災で焼失した「トランス室」を実況見分。午後も続け原因を調べた。

 JR東によると、蕨交流変電所は同社の基幹的な変電所の一つ。発電所からの電気を近隣の複数の変電所に中継し、首都圏を走る各路線に電気を送っている。