21年産米、9月価格12%下落 コロナ響き2年連続値下がり

 

 農林水産省は14日、2021年産の新米が出回り始めた9月の出荷業者と卸売業者の相対取引価格を発表した。全銘柄の平均は玄米60キロ当たり1万3255円と前年同月比約12%下落し、2年連続の値下がりとなった。人口減少で需要縮小が続いているほか、新型コロナウイルス禍に伴う外食の低迷が響いた。

 政府はコメの需給対策を打ち出し、米価を下支えする構えだが、22年産の作付け計画にも影響を与えそうだ。スーパーなどの店頭価格にも値下がりが波及すれば、消費者にとっては恩恵となる。