ベネズエラ与党が勝利宣言 地方選、野党弱体化を露呈

 
 ベネズエラ地方選について話す与党の国会議員や幹部ら=21日、カラカス(ロイター=共同)

 【カラカス共同】与野党が対立し政治の混乱が続く南米ベネズエラで21日、地方選が投開票された。反米左翼マドゥロ大統領は22日、首都区と23州中20州の知事選などで政権与党の候補が選ばれたとして「素晴らしい勝利だ」と宣言した。野党は約4年ぶりにボイコットせずに参加したが、路線の違いなどから分裂状態に陥っており弱体化を露呈した。

 独裁色を強めてきた政権は2024年の大統領選に向け勢いを得た一方、野党は戦略の練り直しを求められた。ただ政権側が主要野党の政党登録を認めないなど公正な選挙とはいえず、米欧など国際社会の反応が注目される。