プール事故、指導教諭に罰金刑 危険な指導「過失重い」

 

 東京都立墨田工業高で2016年、水泳の授業で3年生の男子生徒に危険な飛び込み方をさせ、重度障害が残る大けがを負わせたとして、業務上過失傷害罪に問われた高校教諭松崎浩史被告(49)に、東京地裁は22日、求刑通り罰金100万円の判決を言い渡した。負傷した元生徒の内川起龍さん(23)は「罪と向き合ってほしい」と、実刑判決を求めていた。

 鏡味薫裁判官は判決で、被告は、飛び込みの入水角度が大きくなり、プールの底に頭を打つ恐れのある不適切な指導をしたと認定。別の生徒から危険性を指摘されたのに指導を続け「生徒の安全を守る立場の教諭として、過失は相当に重い」と述べた。