韓国高裁に補助参加の意向 盗難仏像訴訟で長崎・対馬の寺

 
 観音寺の長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」=2013年1月、韓国・大田(聯合=共同)

 長崎県対馬市の観音寺から盗まれた仏像が韓国に持ち込まれ、同国中部瑞山の浮石寺が元の所有権を訴え大田高裁で係争中の訴訟で、返還を求めている観音寺側が裁判に利害関係者として補助参加する意向を伝える文書を韓国側に送り、同高裁に22日届いたことが分かった。韓国司法当局が明らかにした。

 韓国政府はこれまで、観音寺の返還要求を支える証拠収集などで日本政府が協力していないとして、寺側に裁判参加を促す書面を送付。寺と外務省などが対応を検討していた。実現すれば、韓国の法廷で初めて直接早期返還を訴えることになる。