国際人権団体がIOC批判 「プロパガンダに加担するな」

 
 モニター画面に映る中国の女子テニス選手、彭帥さんと会話を交わすIOCのバッハ会長((C)IOC/Greg Martin)

 【ニューヨーク共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は22日、国際オリンピック委員会(IOC)が、動静が分からなくなっていた中国の女子テニス選手、彭帥さんの無事をテレビ電話で確認したと発表したことについて「中国政府のプロパガンダに加担するな」と批判する声明を発表した。

 バッハ会長は21日、彭さんと30分通話し無事を確認したと発表、HRWは、他の関係者が彭さんと連絡が取れない中、通話がどのように設定されたのかを「IOCは説明していない」と指摘。「言論を規制し性的暴行疑惑を無視しようとする中国当局と積極的な協力関係に乗り出した」と非難した。