大阪歯大元院生の論文、不正疑い 画像を複製か、科学誌が強制撤回

 
 大阪府枚方市の大阪歯科大

 大阪歯科大(大阪府枚方市)の元大学院生が、指導教授と共著で2014年に発表した論文について、添付された画像に不正の疑いが生じた上、疑義に対する照会にも回答しなかったとして、論文を掲載した海外科学誌が強制的に撤回していたことが24日、分かった。

 撤回になったのは人工の歯を埋め込むインプラント治療で使われる金属チタンの表面特性などを分析した内容で、現在大学院歯学研究科長を務める岡崎定司教授らとの共著になっている論文。

 論文内の複数の画像が複製である疑いが浮上したため、科学誌側が調査。元院生に照会したが回答がなかったため今年7月に論文を撤回した。