立民と共産「閣外協力棚上げ」 参院選、勝てる選挙区を優先

 
 「市民連合」の要望書を手に写真に納まる野党幹部ら=9日午後、国会

 立憲民主党の西村智奈美幹事長と共産党の小池晃書記局長は9日、夏の参院選を巡って国会内で会談した。衆院選で政権交代が実現した場合に「限定的な閣外からの協力」をするとした2021年9月の合意を棚上げすると申し合わせた。全国で32ある改選1人区の候補者調整について、与党候補に勝利する可能性が高い選挙区を優先して実施する方針を確認した。

 16、19年の参院選では野党各党は事実上の共通政策をまとめて党首が署名したが、今回は署名しなかった。これまでの野党共闘とは異なり、政策や選挙区での緩やかな連携にとどまる形となる。