ロシア軍、製鉄所に攻撃再開

 
 9日、損壊した住宅の前に立つ市民=ウクライナ・マリウポリ(ゲッティ=共同)

 【リビウ(ウクライナ西部)共同】ウクライナ国防省は9日、南東部の要衝マリウポリで、ウクライナ側が最後の抵抗拠点とするアゾフスターリ製鉄所にロシア軍が戦車などで攻撃を再開したとし、「突入している」と明らかにした。製鉄所からの民間人退避は7日に完了しており、籠城するウクライナ部隊の掃討に乗り出した可能性がある。

 ロシアがマリウポリ攻略に成功すれば、2014年に強制編入したクリミア半島と合わせ、黒海に接するアゾフ海沿岸の支配を確立できる。次は穀倉地帯の南部オデッサ州をにらんだ攻勢を強めるとの懸念がある。